腹切り(ギャロップ)

腹切り(ギャロップ)

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腹切り1

終戦…。数年間離れた故郷へ帰還した軍人は妻の不貞を目の当たりにし、怒りのあまり間男を短刀で刺し殺した。軍人は短刀に呪いをかけ、自らもが割腹自殺をはかる…。時は流れて現代。短刀は人々の手を渡り歩き、とある男の手へ。人々の心を覗き込み、本当に必要なものを与える事を生業とした男は、二人の女に呪いの短刀を手渡した。親や学校にも見放され、目的もなく生きている女子校生・うらら。堕胎により心の傷を負った心理カウンセラー・みゆり。悲しみを背負った二人は、怪しい光を放つ妖刀に魅せられ美しく命の華を散らせる…。

腹切り2

この物語は、数年前都内某所で二人の女子校生が切腹自殺をしたショッキングな事件を、ドラマ化したものである。同姓しか愛する事の出来ない少女、ゆい。性に目覚め、ちょっとした好奇心だけでゆいとレズ関係になった、さやか…。さやかにとっては、ほんの悪戯のつもりだった。だが、ゆいにとっては自分の心を理解してくれる、深い関係に結ばれると信じていた。だが、さやかにはボーイフレンドができ、ゆいとの関係が重苦しくなるのであった。ゆいはそれに気付き、激しく嫉妬するのであった。そしてゆいは、さやかを監禁し目の前で切腹する。ゆいは、自分の腹を切り裂き、流れる血の海の中でさやかに自分の怨念とも言うべき気持ちを伝えようとする。ゆいを襲う激痛はやがて恍惚感に変わる。心を許した者の前でゆいは朽ち果てる…。性に目覚めたばかりのさやかは、その様子をみて、切腹自殺を究極の快楽と思い始めるのであった。そしてさやかは、ゆいの腹から刃を抜き、自分の腹に突き刺す…。真っ赤な血の海の中でのた打ち回る若い二つの女体、欲望に女の憎しみは死線をこえる。

腹切り3

ある町で腹を裂かれるという手口の猟奇殺人事件が発生する。しかし、死体の傍らに置かれてあったDVRには、自ら自分の腹を切り裂く被害者の映像が映し出されていた。殺人課の島崎理緒は、捜査を進める内に謎の邪教集団爽心会の存在を突き止めるが、何者かに拉致監禁され窓一つない部屋に閉じ込められ、正体不明の犯人に腹切りを強要されるはめに。果たして犯人の目的は何なのか。

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