ハーレム・カルト

ハーレム・カルト

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ハーレム・カルト 1 side HAREM[宇場義行]

【ハーレム・カルト1:La cartes'il vous plait.】写真部所属・志村笙子(しむらしょうこ)は、対象の映像等を隠し撮り、それを売るか脅迫のネタとして金銭をせしめていた。その行為を辰巳祐一に咎められると、彼も同様の目に遭わせた。校舎裏で複数の女性から虐められ、呆然としている祐一の前に学園の仕置人・羽鳥島始(はとりしまはじめ)が現れた。その後、羽鳥島から呼び出された家に向かうと、ソファーの上で縛られ意識を無くした志村の姿があった。目を覚ました志村に羽鳥島は悪行の事実を突きつけそして、「きみを犯す」と宣言した。【ハーレム・カルト2:batfly】陸上部部長・赤堀奏(あかほりそう)は県連覇の実力の持ち主であるが、反面、部室で男を連れ込み組織的淫行を繰り返していた。その事実を立証する為に辰巳は、体験入部でのやり取りを全て録画していた。羽鳥島の思惑通り、赤堀の悪行が次から次へ暴かれていく。

ハーレム・カルト 2 side HAREM[宇場義行]

【ハーレム・カルト3:punish your crime】私立椛鈴学園を仕切る「生徒会連合」、そこに敵対する「仕置人」の協力者であり情報提供者と名乗る指導教諭・真城林檎。羽鳥島のもう一人の協力者として選ばれた辰巳を、真城は大人の授業に誘う。学園の相談室で教師と生徒が恥も外聞もなく混じり合う。【ハーレム・カルト4:言葉が人を殺すなら・辺編】廃墟に捕らえられた羽鳥島と辰巳。首謀者であり学園の不良グループの辺(ほとり)に学園の生徒会に楯突く真意を問われるが、羽鳥島は「気に入らないから」と平然と答えた。どちらが上か一対一の勝負を持ちかけた辺。辰巳に手を出したら負けが決まるという事だったが、やがて屈したら負けという条件に変わる。

ハーレム・カルト 3 side HAREM[宇場義行]

【ハーレム・カルト5:言葉が人を殺すなら・日前編】文芸部所属・日前あかり(ひぜんあかり)は、一ヵ月前好きな男を寝取られたが仕置人の手により「復讐」は成就されたはずだった。しかし、生徒会の策謀により体育教師の熊田に脅迫されていた。日前は自分を物として思い込み、熊田の刃が襲い掛かっても心を閉ざしていた。【ハーレム・カルト6:緘】指導教諭・真城林檎は嵌められ学園を辞める事になってしまう。更には、辰巳が生徒会に拘束されていた。生徒会会長の阿波野(あわの)と生徒会の曵田(ひきた)に嬲られ続け、その醜態は生徒たちの前に晒される事になった。

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